

デジタルと掛けるダブルメジャー
大学院教育構築事業『Xプログラム』

高度な文系人材
データプライバシー・エキスパート
養成プログラムが始動!
個人情報を保護しながらミクロデータ*を利活用するための「データの匿名化」技術を修得し、文系分野の知識を組み合わせて、新たな価値を生み出す人材育成を目指す、「データプライバシー・エキスパート養成」プログラムを開設。
技術・法・データ分析が複合したカリキュラムにより高度な匿名化人材を養成します。
総務省統計局出身の実務家教員から調査技術を実践的に学び、問題発見・解決学修のためのインターンシップも必修化。
人文学、経済学、法学・政治学、地域創造学、国際学の5つの専攻に所属して専門分野の知識を学びながら、
ミクロデータ処理を学ぶ、異分野融合のダブルメジャー大学院教育です。

About データプライバシー・エキスパートとは?
個人情報等の適切な取り扱いに精通する、特別なデータサイエンティストを指します。
本プログラムでは文系大学院生を対象として、プライバシー保護下でのデータ分析技術の教育を強化します。
学位記に本プログラム修了が記載されることで、データプライバシー・エキスパートとして認定されます。
産業界や公的機関での重要な役割を担い、データ駆動型の新しい社会構造の構築に寄与することが期待されます。
求める人材像
- ミクロデータが広く使われる社会環境をつくりたい人
- 必要なら統計調査を実施するだけの行動力がある人
- プライバシーを守りながらデータ活用できる社会の仕組みを考えたい人
目指す人材像
- 調査におけるデータ収集のプロセスを全て管理できる
- データの匿名性を法的に理解できる
- データの特性や利用目的に応じて最適な匿名化を実施できる
- 学位分野の問題意識に基づき、ミクロデータの分析を実践できる
個人情報を取り扱う専門家として
さまざまな業界で活躍できます!
本プログラムの修了生は、統計調査・社会調査の企画から結果の編纂まで、通しで適切に行うことが出来ます。加えて、プライバシーを保護しながら調査結果を分析することが出来ます。個人情報等を分析する企業や行政機関など、幅広い業界で専門知識を活かせます。
期待される進路
- 企業(IT等)
- 金融機関
- 官公庁(国、県、市区町村等)
- マスコミ(放送局、新聞社等)
- 病院、福祉施設
- 調査機関
- 教育機関(大学等)
- 製薬会社
Novelty 新規性
3要素(技術・法・データ分析)を学べる、
日本初のカリキュラム
本プログラムのカリキュラムは、人文社会科学の既存の内容に加えて、個人情報保護法制、データ利用における研究倫理などの社会的側面はもとより、データプライバシー保護の基盤となる統計科学および計算機科学の技術側面が含まれ、理工・医薬系の研究者養成においても不可欠な専門的な内容で構成されています。
データプライバシー・エキスパートとして必要な3つの力、「プライバシー保護技術(技術)」、「匿名化実務を定める法の知識(法)」、「5専攻の問題意識による利活用(データ分析)」を身に付けるカリキュラムは日本初。
多様なバックグラウンドを持つ大学院生が協働し、創造性を高めながら修得します。

- 01技術|
プライバシー保護技術 - 02法|
匿名化実務を定める法の知識 - 03データ分析|
5専攻の問題意識による利活用